【昴】フラップブレイカー《深宙セット》

へら浮子【昴】チョウチン抜きセットのハイエンドモデル…フラップブレイカー

厳寒期における、抜きバラケ＆軽い喰わせによる”倒れ込み”のセット釣りで性能を発揮できるよう設計したモデルです。

トップは元径0.8mm～先径0.4ｍｍのテーパーグラスムクで軽い喰わせエサの馴染みを表現します。
色々な浮子の素材や製法の中で、最も表現力のある”羽根の一本取り”を採用し羽根径5.2mmで製作。

※5.2mm径の羽根一本取りという事もあり、オモリはそれほど背負わないと思いますので、サイズ0番は7尺のタナに適しております。一般的にはサイズ1番からご使用下さい。

トップのエサ落ちの目安は、喰わせエサをつけて先端から”3目盛り”を基準にして頂き、サイズ4、5番は”4目盛り出し”が使いやすいと思います。

《フラップブレイカー》のおすすめポイント
この浮子は”チョウチン抜きセット”において、早めにバラケを抜いた後、トップ根本からエサ落ちまでの”喰わせだけで”トップが馴染んでいく時の”サワリ・アオリ”等の動きが出るように重点をおいて設計しております。

合わせて、バラケが着水してからのバラケを抜く”タイミング”を調整して頂き、魚の気配やサワリが多い場所を導き出し、よりアタリへ繋げて頂ければと思います。また、エサを振り込む際もバラケエサが着水する高さ（水面との距離）を一定にする事により、バラケエサを抜くタイミングの調整をしやすくなります。

仮にバラケを持たせてサワリもなく馴染んでしまう時には、魚の”気配、サワリ”などの前触れを感じることが出来ず、アタリへと繋ぐことが出来ません。へらぶな釣りの基本はその”前触れ”を重視する事と考えております。

勿論、抜きセットが盤石ではなく、バラケを持たせないと釣れない時もあります。その時の対処法は、エサ落ちを出し気味に取り直し、バラケを持たせた時の良い方向になるか様子見をお勧めします。
その際、バラケを持たせる＆トップの馴染みを出した時が良い時に交換する浮子は、グラスムクなら”サスペンドモーション”、PCムクなら”ミッドグレイ”の選択をお勧め致します。

バラケエサ使いのポイントとして、上で抜ける（早めに抜く）バラケほど、拡散しないバラケエサ。タナまで持たすバラケは強く拡散するバラケエサをご使用下さい。